SEO対策をしていると、nofollow、noindexという似たような単語が出てきて、違いがわからない時があります。現に私も、SEOをはじめた当初はちんぷんかんぷんでした
ただ、nofollowもnoindexも似ているようで使う目的や設定方法を理解すればすぐに理解が進むと思います。
そこでこの記事ではnofollowとnoindexの意味や、nofollowとnoindexの設定方法や設定する意味について解説していきます。ぜひ最後までお付き合いいただければと思います。
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noindexとnofollowの違いについて
noindexとnofollowの違いについて紛らわしくなっている方もいるのではないでしょうか?ここでは、noindexとnofollowという似ているようで異なる用語について解説していきます。
項目 | noindex | nofollow |
---|---|---|
目的 | 検索結果からページを非表示にする | 被リンク効果を伝えない |
影響を受けるもの | ページ自体 | 特定のリンク |
設定方法 | メタタグ | <a> タグの属性 |
注意点 | 全てのページに設定するとサイト全体が消える | 全てのリンクに設定すると評価が低下する |
noindexとは
noindexは、検索エンジンに対して特定のページをインデックスさせないよう指示するタグです。インデックスとは、検索エンジンがWebサイトを巡回し、情報を収集する過程です。noindexが設定されたページは、検索結果に表示されません。
noindexを設定すると、そのページへのリンクからの被リンク効果も失われます。また、全てのページにnoindexを設定してしまうと、サイト全体が検索結果から消えてしまう可能性があります。noindexを使う場合は主に下記のような場合が想定されます。
設定方法は、HTML内のhead要素のメタタグにcontent=”noindex”を記述するだけです。効果が出るまでには1ヶ月近く待つ必要がありますので、気長に待ちましょう。
<meta name="robots" content="noindex">
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nofollowとは
nofollowは、検索エンジンのクローラーに対して特定のリンクを辿らないよう指示するタグです。別の言い方をすると、リンク先のサイトにリンクジュースを渡さないように設定する方法です。
リンクを辿らないとは、そのリンク先のページに自社のサイト評価を渡さないという意味です。nofollowが設定されたリンクは、被リンクとしてカウントされません。
設定方法は、<a>タグ内にrel=”nofollow”を記述することで設定が可能です。
<a href="https://example.com/" rel="nofollow">nofollowリンク</a>
noindexとnofollowの両方を設定する目的と方法
noindexとnofollow両方を設定する意味
noindexで基本的に検索エンジンの非表示と、被リンク効果の無効化することができます。それでも、noindexとnofollowを併用する意味として、被リンク効果を追加的になくす念押し的な意味合いがあります。
こうした設定は、ペナルティーを食らう要因となっている低品質な被リンク(ex. スパムリンク)を受けているページを徹底的に無効化するために行われることがあります。
noindexとnofollow両方を設定する方法
noindexとnofollowの両方を設定する方法は、メタタグに下記のように記述することで実現します。
<meta name="robots" content="noindex, nofollow">
ただ、誤ってサイト全体に適用してしまうとサイトについた被リンクの効果を失う上に、サイトが検索エンジン上に表示されなくなってしまいます。設定は細心の注意を払って行うようにしましょう。
まとめ
noindexやnofollowという見た目は似ているSEO頻出の用語についてこの記事では解説してきました。
SEO対策をしていると、nofollow、noindexという似たような単語が出てきて、混乱することがあります。現に私も、SEOをはじめた当初はちんぷんかんぷんでした。
しかしこの記事で解説してきたように、noindexとnofollowの目的や効果、設定方法について知ることで、二つが全く別物であることを理解できたのではないでしょうか?