被リンクにもいくつかの種類があり、dofollowやnofollow、sponceredなどがあげられます。その中で相対的に高いSEO効果が見込まれるのはdofollowリンクです。検索エンジンから被リンクとして認識され、リンク元のサイトへの評価を伝えることができるリンクです。
nofollowリンクにも関わらず被リンクを獲得したと喜んでいるのはもったいないです。そこで、この記事ではDofollowリンクについての前提知識と、dofollowリンクになっているかどうかの確認方法について解説していきます。
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dofollowリンクとは?
dofollowリンクとは、検索エンジンから被リンクとして認識され、リンク元のサイトへの評価を伝えることができるリンクです。仮にリンクされてもnofollowリンクの設定がされていた場合は、被リンク効果が見込めなくなります。
dofollowはは、HTMLコードにおけるリンクがデフォルトの状態であれば基本的にdofollowリンクとして認識されます。その一方でrel="nofollow"
属性を使用してこの挙動を変更しない限り、リンクはdofollowと見なされます。
Dofollowリンクは、リンク元のページからリンク先のページへ「リンクジュース」またはページランク値を渡す役割を持っています。そのため、nofollow等の設定がされていた場合は、リンク先に外してもらうように交渉してみましょう。
dofollowリンクの設定方法
基本的に何もしなくていい
dofollowリンクの設定は基本的に、何もしなくていいのが結論です。
HTMLでリンクを作成するには、<a>タグを使用します。このとき、href属性にはリンク先のURLを指定します。それ以外の処理をしなくても基本的に、検索エンジンからはdofollowリンクとして認識されます。
<a href="https://example.com">リンクテキスト</a>
nofollowにする場合はrel=”nofollow”を記述
一方で、nofollowをかけたい時はrel=”nofollow”を<a>タグ内に記述すればできます。
<a href="https://example.com" rel="nofollow">リンクテキスト</a>
nofollowリンクを確認できるChrome拡張機能
続いてdofollowリンクかnofollowリンクかを確認できるChrome拡張機能を紹介していきます。具体的には下記のようなものがあります。結論からお伝えすると「Nofollow」がおすすめです。
拡張機能①|NoFollow←一番おすすめ
nofollow dofollowを確認できるChrome拡張機能の一つ目目が「Nofollow」です。
Nofollowを導入すると、nofollowリンクの部分が赤く囲われるようになります。以下の写真のように、プロフィールのリンクはnofollowに設定されていることがわかります。
拡張機能②|Strike Out Nofollow Links
nofollow dofollowを確認できるChrome拡張機能の二つ目が「Strike Out Nofollow Links」です。
Nofollowを導入すると、nofollowリンクにスラッシュが引かれるようになります。以下のTwitterのプロフィールリンクはnofollowに設定されていることがわかります。逆に、それ以外のリンクはdofollowリンクであることがわかります。
被リンク(バックリンク)の獲得方法
プル型の被リンク獲得戦略は、他サイトからの自然なリンクを促進することで、SEO(検索エンジン最適化)の効果を高め、ウェブサイトの訪問者数や認知度を向上させる方法です。
この戦略は、コンテンツの価値に焦点を当て、他者が自発的にリンクしたくなるような魅力的なコンテンツを提供することが核となります。
方法①|調査レポートを出す
業界内外での調査や分析を行い、その結果をレポートとして公開することで自然な被リンクを獲得することができます。これらの調査レポートは、新しい情報やインサイトを提供し、他のウェブサイトやブログ、ニュースメディアが参照し引用してくれる可能性が上がります。
調査レポートが提供する独自のデータは、専門家や研究者、ジャーナリストにとっても引用価値が高く、自然と質の高い被リンクが増えることにつながります。
方法②|視覚的なコンテンツの多用
視覚的なコンテンツ、特に図解やイメージ図などはテキストばかりの記事よりもユーザーに好まれる傾向にあります。そのため、引用される可能性も非常に高くなります。
図解等のコンテンツは共有しやすく、SNSや他のウェブサイトでシェアされやすい傾向にあります。これが結果的に被リンクの獲得の可能性をあげます。
方法③|圧倒的な良質なコンテンツを作成する
高品質で詳細なコンテンツを作成することは、被リンク獲得の最も基本的で効果的な方法の一つです。これには、業界のトレンド分析、深い洞察を提供する記事、実用的なガイドやチュートリアルなどが含まれます。
ユーザーにとって価値が高く、役立つコンテンツは、自然と共有され、業界内外からのリンクを引き付けます。圧倒的な良質なコンテンツは、サイトの権威性を高め、長期的にSEOに良い影響を与えます。
方法④|ツールやコンテンツの配布
ユーザーに直接的な価値を提供するオンラインツールやダウンロード可能なコンテンツ(eブック、ホワイトペーパー、テンプレートなど)を配布するのも、被リンクを獲得する効果的な手段です。
こうした資料やコンテンツは、ウェブサイトやSNSで引用される可能性が高いです。提供するツールやコンテンツが業界内で有益かつ独自のものであればあるほど、その配布から得られる被リンクの可能性は高まります。
方法⑤|被リンク営業の実施
他サイトの運営者にコンタクトを取り、自サイトへのリンクを依頼することで被リンクを獲得する方法もあります。一般的に被リンク営業と呼ばれる行為です。ただ、一方的にメールをするのではなく、しっかりリンクすることのメリットを提示して交渉をする必要があります。
そのため、ただSEO対策の知識があるだけではなく、営業における交渉能力や事業開発者としての推進能力が必須です。
方法⑥|PR・広報の注力
プレスリリースやメディア向けの情報提供により被リンクを獲得する方法もあります。プレスを見たメディア関係者が取り上げてくれた場合、ドメインパワーの強いサイトへのリンクを獲得できる可能性があります。
プレスリリースサービスには下記のような種類があります。無料のものもあるのでぜひ利用を検討しましょう。
- アットプレス
- PRTIMES(ピーアールタイムズ)
- DreamNews(ドリームニュース)
- ValuePress
- 共同通信PRワイヤー
- Digital PR Platform
- CLOUD PRESS ROOM
もちろんプレスリリースで発信するだけで、被リンクを獲得できるので必ず実施すべき内容といえます。
方法⑦|外部企業との共同イベント開催
他企業との共同イベントやキャンペーンを実施することで、参加企業の公式サイト等からの被リンクが可能になります。事例として下記のようなものが想定されます。
- 共同コンテンツの作成
- 共同ウェビナーやセミナー
- インタビュー記事
方法⑧|寄稿の実施
また、それ以外にも寄稿という手段もあります。掲載側に対してある程度良質なコンテンツを提供することができる場合に非常に有効といえます。
社内にある特定のテーマに精通する人物がいる場合は是非試して見ましょう。
方法⑨|メディアや商材認知を取る
自社の商材やコンテンツがメディアに取り上げられるよう積極的に情報発信します。これにより、自然とリンクが増えることが期待できます。情報発信だけでなく、Web広告等を積極的に回すこと
まとめ
いかがでしたでしょうか?被リンクを考える上で、意外と重要なdofollowリンク。この見分けがついていない中で被リンク獲得施策をしていると、だいぶ無駄打ちが増えてしまいます。
効果的に被リンクを増やすためにも、dofollowリンクという用語は覚えておくようにしましょう。