SEO戦略設計完全ガイド|策定手順や効果的に上位表示を狙う方法を解説。

SEO戦略設計は、SEOを通して達成したい目的を実現するために、長期的な観点から立案・遂行する一連のアプローチを指します。

戦略設計をしっかり行うことで、限られたリソースを有効活用し、効率的に成果を上げることが可能になります。具体的には以下の図のような手順でSEO戦略設計を行う必要性があります。

ただし、基本的な手順は共通しているものの、業種や業態によって戦略の中身が異なる点は、しっかりと理解しておきましょう。

たとえば、店舗型ビジネスのように商圏が限定されている場合や、事業規模が異なる場合には、取るべき戦略と、それに伴う具体的な施策も変わる傾向があります。

そこで、本記事では、SEO戦略設計の重要性、設計時に考慮すべき施策、具体的な手順、成功のためのポイント、そして役立つ分析ツールまで、SEO戦略設計のすべてを網羅的に解説します。どの施策から着手すべきかは、施策の優先度で整理しています。

この記事でわかる内容
  • SEO戦略とは何か
  • なぜSEO戦略設計を事前に行う必要があるのか
  • SEO戦略設計で考慮すべき施策は何か
  • SEO戦略設計の具体的な手順
  • SEO戦略を立案する際に押さえるべきポイント
  • SEO戦略立案時に役立つ分析ツール

ぜひこの記事を読んで、SEO戦略の考え方について理解していただき、貴社のマーケティング施策に活かしていただけると幸いです。

実行リソースが足りない方は、検索順位の海賊無料のSEO相談もご利用ください。

  1. SEO戦略とは?
  2. SEO戦略設計を事前にする重要性
    1. 重要性①|実行すべき施策が明確になる
    2. 重要性②|無駄な施策を打たずに済む
    3. 重要性③|PDCAを回しやすくなる
  3. SEO戦略設計時に考慮すべき2つの施策
    1. 要素①|内部対策(オンページSEO)
    2. 要素②|外部対策(オフページSEO)
  4. SEO戦略は事業の業態によって全く異なる
    1. 業態①|店舗(商圏が狭い)
    2. 業態②|中小(BtoC/BtoB)
    3. 業態③|大企業
  5. SEO戦略設計の手順を大公開
    1. STEP①|サイトの課題の特定
    2. STEP②|施策の目的とKPIの決定
    3. STEP③|カスタマージャーニーの整理
    4. STEP④|キーワード選定の実施
    5. STEP⑤|制作/改修するページの決定
    6. STEP⑤|獲得すべきリンクの特定【必要であれば】
  6. SEO戦略を立案する際に押さえるべきポイント
    1. ポイント①|CVから逆算した戦略設計をする
    2. ポイント②|リソースに応じて施策の優先順位を付ける
    3. ポイント③|高品質なコンテンツ制作を前提とする
    4. ポイント④|Googleコアアップデートの影響を受けた際は柔軟に対応する
    5. ポイント⑤|SEO戦略立案はデータに基づいて行う
  7. SEO戦略立案時に使うべき分析ツール
    1. ツール①|tami-co:キーワード単位での競合分析が可能
    2. ツール②|Semrush:競合分析+アルファの機能が充実もちょっと高額
    3. ツール③|Ahrefs:コンテンツギャップ機能が魅力的もちょっと高額
    4. ツール④|Similarweb:競合分析特化のSEO分析ツール
    5. ツール⑤|Ubersuggest:安くて汎用性の高いSEOツール。競合分析も悪くない!
  8. まとめ

SEO戦略とは?

SEO戦略設計は、SEOを通して達成したい目的を実現するために、長期的な観点から立案・遂行する一連のアプローチを指します。

そもそもSEO対策とは、検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)の略で、検索エンジンのアルゴリズムを理解し、それに基づいてウェブサイトへのアクセスを増やし、最終的に利益を獲得するためのマーケティング手法の一つです。

SEO戦略では、SEO対策という手法を効果的に活用し、目的を達成するための明確なアプローチ方法を策定する必要があります。闇雲に記事を量産するだけでは、期待する成果を得るまでに時間がかかってしまう可能性があります。

そのため、競合サイトの分析や自社サイトの課題(ボトルネック)の特定を行い、限られたリソースを効率的に活用できる戦略的なアプローチを検討することが重要です。

SEO戦略設計を事前にする重要性

SEO戦略を事前に設計しておくことは、Webサイトを成功させるために非常に重要です。なぜなら、明確な戦略なしにSEO対策を進めてしまうと、時間と費用を無駄にしたり、効果的な施策を実行できなかったりする可能性があるからです。事前にSEO戦略を設計することで、以下の3つのメリットがあります。SEO対策にかかる費用の目安は、SEO対策の費用の記事で詳しく解説しています。

SEO戦略設計を事前にする重要性
  • 重要性①|実行すべき施策が明確になる
  • 重要性②|無駄な施策を打たずに済む
  • 重要性③|PDCAを回しやすくなる

重要性①|実行すべき施策が明確になる

SEO戦略を事前に設計することで、Webサイトの目的やターゲット、キーワードなどが明確になります。そのため、どのようなコンテンツを作成すべきか、どのようなSEO対策を実施すべきか、といった具体的な施策を明確にできます。

戦略を立案する際には、まず「課題」を特定することが非常に重要です。多くの企業は、漠然と「目的のようなもの」を決めていることが多いです。しかし、目的を決める前に、まずはサイトのボトルネック(=課題)を特定し、その上でどのように事業にインパクトを与えるのかを考える必要があります。

その上で、課題を解決するための解決策(=施策)を考えることで、ダイレクトに成果を出すことが可能になります。

重要性②|無駄な施策を打たずに済む

SEO対策には、様々な手法が存在します。しかし、すべての施策がすべてのWebサイトに有効とは限りません。事前にSEO戦略を設計することで、自社のWebサイトにとって本当に必要な施策を絞り込み、無駄な施策を打たずに済みます。

結局、戦略を立案する際には、解決すべき課題を明確にした上で施策を打つため、課題解決につながらない施策を打つことがなくなります。

戦略立案を徹底しようとすると1ヶ月程度の時間が必要となりますが、この1ヶ月を確保することで、より短期間で成果を出すことができます。

重要性③|PDCAを回しやすくなる

SEO戦略を事前に設計することで、目標設定やKPI設定が明確になります。そのため、SEO対策の効果を測定し、改善につなげやすくなります。

戦略の前提となる「課題」は仮説です。もちろん、課題特定の際にはデータに基づいて行いますが、実際に施策を実行してみると外してしまう可能性は往々にしてあります。そうした際に、事前に仮説としての「戦略」を立てておくことで、一定の基準点を設けることができます。

戦略を立てずに施策を進めると、何が悪かったのかの分析が難しくなり、次のアクションを立てづらくなります。

SEO戦略設計時に考慮すべき2つの施策

SEO戦略を設計する際には、Webサイト内部の対策と外部からの対策の2つを考慮する必要があります。それぞれの対策について詳しく見ていきましょう。

SEO戦略設計時に考慮すべき施策
  • Webサイト内部の対策(内部対策)
  • Webサイト外部からの対策(外部対策)

要素①|内部対策(オンページSEO)

内部対策とは、Webサイトのコンテンツや構造などを改善することで、検索エンジンにWebサイトの内容を正しく理解させ、評価を高めるための対策です。主な内部対策として、コンテンツSEOとテクニカルSEOの2つがあります。

1. コンテンツSEO

コンテンツSEOとは、Webサイトのコンテンツの内容を充実させることで、検索エンジンのランキングで上位表示を目指す施策のことです。

コンテンツSEOを実施する上で、重要視すべき点は「ユーザーにメリットをもたらす」ことを前提にコンテンツ制作を進める必要性があります。

Google の自動ランキング システムは、検索エンジンでのランキングを上げることではなく、ユーザーにメリットをもたらすことを主な目的として作成された、有用で信頼できる情報を検索結果の上位に掲載できるように設計されています。

引用元:有用で信頼性の高い、ユーザー第一のコンテンツの作Google検索セントラル

さらに、検索クエリ別に検索意図を満たすようなコンテンツを徹底的に制作をする必要があります。そのために、よく誤解されるのがSEO記事の作成だけでなく、サイト内の以下のようなページをユーザーニーズに沿って制作することも重要です。

  • サービスページ
  • FAQページ

いずれの場合も、重要なのは検索ユーザーのニーズに合ったコンテンツをどんな形であれ制作し続け、そしてブラッシュアップしていくことです。コンテンツをブラッシュアップする際には、アクセス解析ツールなどを活用して、ユーザーの行動を分析し、コンテンツの改善に活かしましょう。

2. テクニカルSEO

テクニカルSEOとは、Webサイトの技術的な側面を改善することで、検索エンジンのランキングで上位表示を目指す施策のことです。

具体的には、以下のような施策が挙げられます。

  • ページの表示速度の改善
  • モバイルフレンドリーなサイト設計
  • サイト構造の最適化
  • XMLサイトマップの作成
  • 内部リンクの最適化
  • 構造化データのマークアップ
  • HTTPS化

要素②|外部対策(オフページSEO)

SEOにおける外部対策とは、Webサイト外部からの評価を高めることで検索エンジンのランキングで上位表示を目指す施策のことです。具体的には、サイテーションと被リンクの獲得の二つが外部対策に該当します。

通常のWebサイトであれば、被リンクを通してGoogleから「信頼性」の評価を獲得します。一方で、ローカル店舗やECサイトであれば、サイテーションを通して「人気」や「注目度」の評価を獲得します。

検索エンジンは、こうしたサイト外部の要素を通して、特定のサイトの信頼性や権威性を評価しているのです。こうしたアルゴリズムの動きに対して、積極的に働きかけようとする対策が外部対策になります。

SEO戦略は事業の業態によって全く異なる

SEOの相談の多くは、ビッグキーワードで上位を取る話から始まります。しかし検索数の大きいキーワードは競合が強く、CVから遠いケースがほとんどです。

優先すべきは、まず顕在層(今すぐ客)をしっかり取り切ることです。そのうえで、徐々に潜在層へ広げます。顕在層をどこで取るかは業態によって異なります。

区分まず取る顕在層の受け皿主戦場・武器CV(KPI)
店舗(商圏が狭い)TOPページ・店舗ページMEO優先→自社ページへ誘導来店・予約・電話
中小(BtoC/BtoB)サービスページ・地域ページ顕在層向けページへ被リンク・内部リンクを集中購入・資料請求・商談
大企業顕在層〜準顕在層を面で組織調整を徹底→顕在層から潜在層へ拡張事業インパクト

業態①|店舗(商圏が狭い)

半径数kmが商圏の店舗が、全国規模のビッグキーワードを狙っても、検索者の多くは来店圏外にいるため、CVにはつながりにくいです。

店舗がまず取り組むべきなのはMEO(Map Engine Optimizationです。来店につながる検索接点の中心はGoogleマップであり、来店を後押しする重要な要素は口コミです。そのうえで、MEOで見つけたユーザーが最終的に着地するTOPページや店舗ページを整える必要があります。これらのページが、予約・電話・来店の受け皿になります。

そのため、SEO記事を量産するよりも、まずは「MEO→自社ページ」の導線を固めることが先です。KPIも、記事の順位や流入数ではなく、来店・予約・電話を基準に設計すべきです。

また、ローカル領域では検索ボリュームが小さいため、サイト内の導線を徹底的に作り込むことが重要です。LINE登録などの導線も用意し、数少ない見込みユーザーを確実に蓄積・育成できる仕組みを整えることが大切です。

業態②|中小(BtoC/BtoB)

看板の一語KWは大手やアフィリエイト強者がすでに押さえており、ドメインの体力差で勝てません。中小が優先すべきは、顕在層を取り切ることです。

軸になるのはサービスページと地域ページです。「サービス名」「サービス名+地域」「費用」「比較」など、購入・問い合わせ手前の検索者が着地するページを用意します。

そのうえで、被リンクと内部リンクを顕在層向けページに集中させます。サイト内の評価を分散させず、CVに直結するページへ集約するのがポイントです。

顕在層向けコンテンツはこの受け皿を補強する役割を担います。BtoBでは事例やホワイトペーパー、登壇・被リンク・指名検索で権威を積み、これも顕在層ページへリンクで束ねます。KPIは購入・資料請求・商談です。

業態③|大企業

大企業はドメインパワーが強いケースが多く、SEOで成果を出しやすい立場にあります。そのため、SEOに取り組まない理由がほとんどない業態です。

ただし、最大の難所はコンテンツ制作そのものではなく、組織を動かすことです。関連部署との合意形成を進めながら、大規模サイト特有のテクニカルSEOを全社横断で推進する必要があります。

具体的には、クロール最適化・内部構造の整理・表示速度の改善・重複コンテンツの整理などを、関係部署と連携しながら進めていくことが重要です。

この調整をスムーズに進められるかどうかが、SEOの成果を大きく左右します。進め方としては、まず顕在層向けのキーワードから着手し、成果を出しながら徐々に潜在層・ビッグキーワードへと対象を広げていくのが効果的です。

大企業は強いドメインを持っているため、顕在層を押さえた後の拡張余地が大きい点が特徴です。KPIは順位や流入数だけでなく、問い合わせ数・商談数・売上貢献など、事業インパクトを複数指標で測定する必要があります。

SEO戦略設計の手順を大公開

SEO戦略は、闇雲に進めるのではなく、段階を踏んで設計することで、より効果的に目標達成を目指せます。ここでは、SEO戦略設計の手順を5つのステップに分けて解説していきます。

SEO戦略設計の手順
  • サイトの課題の特定
  • 施策の目的とKPIの決定
  • キーワード選定の実施
  • 制作/改修するページの決定
  • 獲得すべきリンクの特定【必要であれば】

STEP①|サイトの課題の特定

まずは、現状におけるWebサイトの課題を明確化します。具体的な課題特定のための方法を3つ紹介します。

1. 獲得キーワードの調査

現状で、どのようなキーワードで流入を獲得できているのかを調査します。Google Search Consoleなどのツールを活用することで、Webサイトへの流入キーワードを把握できます。もしすでに、GRCやAhrefsなどで順位計測を実施している場合はそちらのデータも参考にしましょう。

もし仮に、順位が下落しているサイトの場合、現在のデータと過去の特定日時の間でどのキーワードが下落したことでアクセスやCVにインパクトを与えているのかについて探りましょう。

2. サイト内のマイナス要因の特定

Webサイトの内部構造やコンテンツに、SEOの観点から見てマイナスとなる要因がないかを分析します。サイト内のマイナス要因について探りたい場合は、多くのSEOコンサル会社では内部対策の「チェックリスト」を用意しています。

このチェックリストを通して、サイト内の課題を網羅的に洗い出します。

項目内容チェック
クロール対策sitemap.xmlは用意されているか
robots.txtファイルの設置
内部リンク構造の最適化
URLの階層構造化
インデックス対策hタグの最適化
重複コンテンツへの対策
alt属性への最適な記述
構造化データの活用
meta要素の最適化
noindexタグの設置
nofollowタグの設置
ユーザーエクスペリエンス対策モバイルフレンドリー最適化をする
ページスピードの最適化をする
SSL化の実施
サイト内部のチェックリストの一部

▼関連記事
【チェックリスト付】テクニカルSEOとは?コンテンツSEOとの違いや具体的な施策を解説。

3. CV導線の課題特定

Webサイトへの訪問者を、どのように顧客へと導くのか、その導線に問題がないかを分析します。 アクセス解析ツールなどを用いて、ユーザーがWebサイト上でどのような行動を取っているのかを分析します。

例えば、資料請求ページへのアクセス数は多いのに、実際の資料請求数が少ないという場合、資料請求フォームが見つかりにくい、入力項目が多すぎる、などの問題点が考えられます。上記のケースでは、アクセス数が落ちていることに対して課題を感じていたとしても、実際にはCVRに課題があることが分かります。

SEOだとどうしても検索順位やアクセス数に目が行きがちですが、CV導線を見てみると意外とそこに課題があるケースもあります。必ず分析対象として抜け漏れのないようにしましょう。

▼関連記事
オウンドメディアのコンバージョン(CV)獲得バイブル

STEP②|施策の目的とKPIの決定

Webサイトの課題を特定した後は、SEO施策の目的とKPIを設定します。目的を明確にすることで、SEO施策の方向性を定め、KPIを設定することで、施策の効果を測定できるようになります。

SEO対策は、施策の成果が出るためフェーズ毎にKPIを変えていく必要性があります。

例えば、最初はまず顕在層向けのコンテンツ数をKPIに設定します。コンテンツが充実してきたら、アクセス数をKPIに設定しましょう。その場合、被リンク獲得のための施策(例:外部サイトへの寄稿、関係者への依頼など)やリライト、ドメイン内のキーワードの網羅性を担保するためのコンテンツ制作を進める必要があります。

アクセス数が目標値に達したら、最後にCVRをKPIに設定します。ここではCVR向上のための導線改善(例:フォーム改善、CTAボタンの最適化など)が施策として想定されます。

STEP③|カスタマージャーニーの整理

SEOを意識したカスタマージャーニーを設計する目的は、キーワード選定をより精緻かつ成果につながるものにするためです。

自社のコンバージョン(CV)を最大化するには、オウンドメディアで対策すべきキーワードの全体像を網羅的に洗い出す必要があります。これにより、単なる検索ボリューム重視ではなく、自社のビジネス成果と直結するキーワード群を的確に選定できます。

具体的には、検索エンジン上で実際に検索されているキーワード市場をもとに、ユーザーの想定される行動パターンを仮説立てし、それに基づいてキーワードを体系的に整理していきます。顧客は、確定層・顕在層・準顕在層・潜在層の4つのフェーズに分類します。

弊社で活用しているカスタマージャーニーマップ

STEP④|キーワード選定の実施

SEO施策の目的を達成するために、適切なキーワードを選定します。キーワード選定の前提となる考え方に3C分析というフレームワークがあります。3つのCである自社(Conpany)と競合(Competitor)、市場・消費者(Comsumer)から市場を分析する手法です。

こうしたフレームワークを前提に、以下のツールを活用しましょう。特にAhrefsやUbersuggest、ラッコキーワードはSEOをやるなら必須です。少しお金はかかりますが、必ず導入するようにしましょう。

ツール名主な機能料金
Googleキーワードプランナーキーワード調査
検索ボリューム確認
競合調査
無料
Ubersuggestキーワード調査
競合分析
バックリンク分析
無料版あり、有料版は月額$29~
Ahrefs競合分析
バックリンク分析
キーワード調査
月額$99~
SEMrush競合分析
キーワード調査
バックリンク分析
月額$119.95~
ラッコキーワードキーワード調査
サジェストキーワード取得
関連キーワード取得
無料

これらのツールを利用することで、検索ボリュームや競合状況などを把握し、効果的なキーワードを選定できます。

STEP⑤|制作/改修するページの決定

選定したキーワードを基に、Webサイトのどのページを制作または改修するかを決定します。サイトの種類次第で、ページの種類も異なってくるので注意しましょう。

サイトの種類SEO対策対象ページ例
ECサイト商品ページ、カテゴリページ、キャンペーンページ
ポータルサイトトップページ、カテゴリページ、記事ページ
コーポレートサイト会社概要ページ、サービス紹介ページ、採用情報ページ
オウンドメディア記事ページ、カテゴリページ、特集ページ

STEP⑤|獲得すべきリンクの特定【必要であれば】

被リンクを獲得する施策が必要な場合は、どのようなWebサイトからリンクを獲得するかを検討します。もし、競合が強い場合に、コンテンツ制作をしても検索順位が上がらないケースがあります。

そういった場合は、以下のポイントに着目してAhrefsなどのSEO分析ツールで洗い出しをしていきます。

  • 競合が獲得している被リンク
  • 競合と差別化するための被リンク

そのためにも以下のような手順で被リンク戦略を立案していきましょう。

被リンクの戦略立案手順
  • STEP①|自社サイトのリンク状況を確認する
  • STEP②|競合の被リンクを調査する
  • STEP③|営業先のターゲットの特定
  • STEP④|被リンク先の営業リスト作成
  • STEP⑤|被リンクの手法の検討
  • STEP⑥|被リンク営業の手法検討
  • STEP⑧|被リンク営業を実行する

もう少し具体的に被リンクの戦略手順を知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。

▼関連記事
【メール例文付】被リンク営業とは?反応率を高めるコツと戦略立案手順を解説。

SEO戦略を立案する際に押さえるべきポイント

SEO戦略を成功させるには、いくつかの重要なポイントを押さえる必要があります。闇雲にSEO対策を行うのではなく、ポイントを理解した上で戦略を練ることが重要です。具体的なポイントは以下の5つです。

ポイント①|CVから逆算した戦略設計をする

SEO戦略は、最終的な目標であるコンバージョン(CV)を達成するために立案する必要があります。例えば、ECサイトであれば商品購入、コーポレートサイトであれば資料請求やお問い合わせなどがコンバージョンに当たります。

コンバージョンから逆算してSEO戦略を設計することで、どのキーワードでどのようなユーザーを獲得し、どのようなコンテンツを提供すればコンバージョンに繋がるのかを明確化できます。特に、CV導線はもちろんですがキーワードの選定段階で、CV確度の高いキーワードをしっかり選定することが重要です。

ポイント②|リソースに応じて施策の優先順位を付ける

SEO対策には、様々な施策がありますが、すべてを一度に実行するのは難しい場合が多いです。そのため、限られたリソース(時間、予算、人員など)の中で、どの施策を優先的に行うべきかを判断する必要があります。

ポイント③|高品質なコンテンツ制作を前提とする

Googleは、ユーザーにとって有益で質の高いコンテンツを高く評価します。そのため、SEO戦略においては、高品質なコンテンツ制作を前提とする必要があります。

高品質なコンテンツとは、ユーザーの検索意図とニーズに応えるコンテンツです。具体的には、以下の要素が重要になります。

  • 独自性や権威性がある:E-E-A-T
  • 検索ニーズを満たしている:Needs met
  • 読みやすい:UI/UX

▼関連記事
【構成テンプレート付】SEO記事とは?品質の高い記事の書き方や流れを解説。

ポイント④|Googleコアアップデートの影響を受けた際は柔軟に対応する

Googleは、検索エンジンのアルゴリズムを定期的に更新しています。この更新を「Googleコアアップデート」と呼びます。コアアップデートによって、Webサイトの検索順位が大きく変動することがあります。

もし、コアアップデートの影響を受けて検索順位が下がってしまった場合は、落ち着いて原因を分析し、柔軟に対応する必要があります。特にコアアップデートが起こって大幅な順位下落が起こった場合、最低でも1ヶ月は様子を見るようにしましょう。

Googleは、コアアップデートの内容を公式に発表しています。過去のコアアップデートの履歴について以下の記事でまとめているので、参考に読んでみてください。

▼関連記事
【2024年8月】Googleコアアップデート完全ガイド|下落時の対処法を徹底解説。

ポイント⑤|SEO戦略立案はデータに基づいて行う

SEO戦略は、感覚や経験だけで立案するのではなく、データに基づいて行う必要があります。Webサイトのアクセス状況やユーザーの行動などを分析することで、SEO戦略の効果を測定し、改善につなげることができます。

Webサイトのアクセス状況を分析するには、Google Analyticsなどのアクセス解析ツールが役立ちます。ユーザーの行動を分析するには、ヒートマップツールなどが有効です。

これらのツールを活用することで、ユーザーがWebサイト上でどのような行動を取っているのかを把握し、SEO戦略に活かすことができます。

SEO戦略立案時に使うべき分析ツール

SEO戦略立案時には必ずSEOツールを使うようにしましょう。主にSEO戦略設定で活用されるツールにをここでは紹介していきます。

ツール①|tami-co:キーワード単位での競合分析が可能

tami-co(たみこ)は、「ユーザーの検索意図を捉えた質の高いコンテンツ」作成を強力にサポートするSEOツールです。競合サイトの獲得キーワードを詳細に分析できるだけでなく、その分析結果を基に生成AIを活用し、効率的なコンテンツ制作を実現します。

競合キーワードを意識した構成案の作成や、SEOに強いコンテンツの自動生成など、コンテンツ制作に特化した機能が充実している点が特徴です。

他のSEOツールは競合分析機能を備えていることが多いですが、コンテンツ制作までを網羅的にサポートするツールは多くありません。tami-coは、競合分析からコンテンツ制作までを一気通貫で行える点で、他のツールと一線を画しています。

サービス名概要特徴料金運営会社URL
tami-coSEO分析ツール競合サイト分析に特化無料プランあり、有料プランは月額1万円~CROCO株式会社[無効な URL を削除しました]

ツール②|Semrush:競合分析+アルファの機能が充実もちょっと高額

引用元:Semrush公式サイト

Semrushは、SEO対策に必要な機能を網羅したオールインワンのSEOツールです。キーワード調査、競合分析、被リンク分析、コンテンツ分析など、幅広い機能を提供しています。その中でもSemrushは競合分析において、非常に優れた機能を提供しています。

具体的には以下のような特徴を兼ね備えています。

  • 競合と自社の状況を4象限のマップで可視化してくれる
  • Market Explorerツールでリストを作成して競合サイトを定点的に追跡できる
  • キーワードギャップツールにより競合サイトとの獲得キーワードの差分を見ることができる

Semurushは、SEOに関する分析において網羅的に機能を提供しています。

サービス名概要特徴料金運営会社URL
SemrushオールインワンのSEOツールキーワード調査、競合分析、被リンク分析など多機能無料プランあり、有料プランは月額99.95ドル~Semrushhttps://www.semrush.com/

ツール③|Ahrefs:コンテンツギャップ機能が魅力的もちょっと高額

Ahrefsは、被リンク分析に特化したSEOツールです。競合サイトの被リンクを詳細に分析し、被リンク獲得戦略に役立てることができます。特にahrefsの一機能である「Competitive analysis」は、競合ドメインと自社ドメインの「コンテンツギャップ(キーワードの差分)」を視覚的にまとめてくれるので、分析が非常に楽になります。

その他、競合サイトが各種コンテンツで獲得している被リンク元に関しても分析することができます。

サービス名概要特徴料金運営会社URL
Ahrefs被リンク分析ツール競合サイトの被リンクを詳細に分析有料プランのみ、月額99ドル~Ahrefshttps://ahrefs.com/

ツール④|Similarweb:競合分析特化のSEO分析ツール

Similarwebは、Webサイトのトラフィック分析に特化したツールです。競合サイトのトラフィックソース、流入キーワード、訪問者の地域属性などを分析することができます。

SimikarWebは他のツールに比べて、競合サイトの分析に特化しているため、競合分析を深堀していきたいとお考えの方はぜひ導入してみてください。ただ、正直SEOの競合分析をするならば、ahrefsやSemrushで十分なのではないかと弊社では考えております。

サービス名概要特徴料金運営会社URL
Similarwebトラフィック分析ツール競合サイトのトラフィックソースや流入キーワードなどを分析無料プランあり、有料プランは月額199ドル~Similarwebhttps://www.similarweb.com/

ツール⑤|Ubersuggest:安くて汎用性の高いSEOツール。競合分析も悪くない!

Ubersuggestは、キーワード調査に特化した無料SEOツールです。競合サイトが上位表示されているキーワードや、関連性の高いキーワードを調査することができます。UbersuggestもahrefsやSemrushと同じくキーワードギャップや、競合サイトの被リンク状況を分析するのに打って付けです。

特に、金額も他の競合ツールと比べて低価格になっており、初心者ならばまずはUbersuggestで良いのではないかと考えております。また、回数制限はありますが競合分析も無料でできる点も非常に優れています。

サービス名概要特徴料金運営会社URL
Ubersuggestキーワード調査ツール競合サイトのキーワード分析や関連キーワードのサジェスト無料Neil Patel Digitalhttps://neilpatel.com/jp/ubersuggest/

まとめ

この記事では、SEO戦略の基礎知識から、具体的な設計手順、そして成功のためのポイントまでを網羅的に解説しました。

SEO戦略を事前に設計することの重要性を理解し、適切な手順とポイントを押さえることで、Webサイトの検索順位向上、ひいてはビジネスの成功へと繋がる道筋が見えてきます。

しかし、SEOは複雑かつ変化の激しい分野でもあります。そのため、常に最新の情報やノウハウを習得し、戦略に反映していく必要があります。もし、SEO戦略設計や実行に関して疑問や課題を感じている場合は、ぜひ専門家にご相談ください。私たちは、お客様のWebサイトの成功をサポートさせていただきます。

本記事のようなSEO施策を自社だけで進めるのが難しい場合は、SEO対策代行会社の検索順位の海賊にお任せください。まずは無料相談窓口から、お気軽にご相談いただけます。

タイトルとURLをコピーしました